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読書記録です。
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2008.04.14 Mon
2002年12月20日発行  新潮社  1600円



著者はロシヤ在住のユダヤ人女性作家です。
本が好きな女性の物語ということで、読んでみました。

子ども頃から本の虫だったソネーチカは厳しいスターりン時代も第二次世界大戦のさなかも本に没頭して過ごし、27歳のときに勤め先の図書館で知り合った20歳年上のロベルト・ヴィクトロヴィチというアーティストと結婚しました。
容顔に自信がないソーネチカは自分が結婚できたことも、娘が授かったこともひたすら幸せだと感じながら結婚生活をを送りました。そんなソーネチカは、夫が娘の親友と関係を持つようになったときでさえ、あっさりとその事実を受け入れてしまいます。どんな事態に陥っても、ソーネチカの自分は幸せだ、と言う気持ちが揺らぐことはありませんでした。

登場人物の心理状態を細かく描いたりはせず淡々と進んでいく物語なので、様々な捉えかたができる本だと思います。
私は、現実の圧制や苦しい生活を、本を読み頭のなかに物語を置くことで、どうにかやり過ごしてきたロシア人の物語だと思って読みました。


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