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読書記録です。
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2008.08.02 Sat

2008年3月11日発行  成文社 1600円


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イヴァン・ツァンカル(1876~1918)はスロヴェニア共和国の作家です。
本には「一杯のコーヒー」という掌編と、「使用人イェルネイの正義」という2編が併録されています。
「一杯のコーヒー」は、スロヴェニアの国語の教科書によく取り上げられ、スロヴェニアの人々にとっては馴染み深い物語だそうです。
悪意は、それを何らかの形で実行に移した場合にのみ、罪なのだろうか。
そうではなく、心のなかに悪意を抱きながら隠しているのは、それを実行した場合よりさらに罪深いのではないだろうか、と著者は問いかけています。
「心は、足の運びや扉の叩き方やお茶のすすり方によってさえ、罪びとを裁いて罰を言い渡す」 という一文は、自分を省みて、本当にそのとおりだと思います。
まっすぐ心に働きかけてくる掌編です。
「使用人イェルネイの正義」も、定められた法による正義ではなく、本当の正義とは何かと考えさせられる作品です。
どちらも、人間の良心の本質について深く問いかける作品です。
本書を読んだことで、人生観が変わる、という人もいると思います。
今まで気づかなかったことや、やり過ごしてきた自分の卑小さに気づく契機になる本です。

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