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読書記録です。
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2008.08.29 Fri
2004年4月30日発行 集英社 2200円




ヒューマン・ステインは「人間の穢れ」という意味だそうです。
フィリップ・ロスを読むのは、これが始めてです。
コールマン・シルクという71歳の元大学教授の生き方を描いた小説です。
20代のコールマンは、それまでの自分と決別し、本来とは違う人間として生きる決断をしました。様々な資質に恵まれたコールマンは、大学の学部長にまで上り詰めましたが、黒人への差別発言をしたという濡れ衣を着せられて、失脚していまいます。それはまるで、隠蔽した過去が、コールマンに牙を剥いたかのような皮肉な出来事でした。

物語は、コールマンの現在から過去へ、コールマンと関係する人物の視点へと自在に変化しますが、作家の力量からか、戸惑いを感じずに読めました。
フィリップ・ロスがこの小説を書き上げたのは、六十代の後半でした。
その年齢になって初めて、紆余曲折した人生の全体像が見える、ということがあるのかもしれません。
フィリップ・ロスは駄弁な作家で、小気味よい切れ味で人物を描写していますが、言葉を尽くしたその先を読もうとすると、なかなか難しい作家だと思いました。
一冊ではわからないので、他の作品も読んでみようと思います。
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