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読書記録です。
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2007.10.18 Thu
早川書房 2006年9月15日発行   2000円



異色作家短編集というシリーズの一冊です。これは1961年の最初の版が実家に あったので、子どものころに一度読んでます。そのときはストーリーの面白さに引き付 けれて読んでいたんだと思いますが、大人になってから読んでみたら、ストーリー展開 の妙よりも、全篇に共通するノスタルジックな味わいに惹かれました。
「おかしな隣人」トルーマン政権のころ、カリフォルニアの小さな町に住んでいるアル・ルイスの隣家に、 ヘレンベックという同年代の夫婦が越してきた。越してきた夫婦は、着ている服から持っている鞄まで全 て新品だった。引越しを手伝いに行ったアルに夫のヘレンベックは、南アメリカを引き上げて来る際に 荷物になる物をすべてを売り払ったと言い、ヘレンベックの妻は、ルイスの妻に南アメリカで火事にあい すべてを失った、と語った。引越しの最中ヘレンベックの妻は、閉じている寝室のドアに正面からもろに ぶつかり、ひっくり返った。それはまるで、ドアが自分で開いてくれるものと思い込んでいるかのようだった。
「失踪人名簿」ニューヨークで銀行に勤めているチャーリーは,古いビルディングの二階にいた。そこにあ る旅行代理では、特別な人間のための、特別な旅行プランが用意されていた。
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2007.10.18 Thu
新潮社 2001年8月30日発行 2000円



もし自分がパイロットの妻だったらという状況を思い描いて、最悪な状態を 想像したらこんなお話になるかのな、というような小説です。
午前三時過ぎ、ノックの音と犬の遠吠えが聞こえ、キャサリンは目を覚ましました。
ベッドから起き出しドアを開けると、外に立っていた男が、「ミセス・ライアンズです ね」と訊ねました。その瞬間、キャサリンはパイロットをしている夫の身に何かか起こったことを、察知しました。組合から派遣されたロバート・ハートという男はキャサリンに、夫のジャックが操縦していた旅客機が アイルランドの沖で空中爆破した、と告げました。数日後、ボィスレコーダーが発見され、ジャックの自殺 接が浮上します。夫が自殺することなどありえないと信じるキャサリンは、夫ジャックの遺品や交友関係 を調べ始めました。キャサリンが見つけたのは、今までは知らなかった夫の生活でした。
2007.10.06 Sat
新潮社 1991年10月25日発行   2000円
14

アリス・アダムスは始めて読んだんですが、O・ヘンリーを何度も受賞していて、 アメリカでは短編の名手として知られている作家だそうです。
世のなかをちょっと退いたところから眺めているような、どこかアン・タイラーにも似た ユーモアが感じらる短編集です。柔らかなまなざしのなかにあるちょっとした毒気が 好きです。読み終わった後、もっと他の作品も読みたいと思って検索しところ、翻訳されているアリス・ アダムズの著作はこれ一冊のみのようです。
「グレイハウンド・ピープル」仕事のためサクラメントに出向することになり、帰路につくためにサクラメント のグレイハウンドターミナルからサンフランシスコに向かうバスに乗った女性の物語。女性のすぐ後ろの席 で障害がある子どもが大声をあげ、その子どもに、うるさい、と言い捨ててバスを降りた乗客に心のなか で拍手を送りながら、後ろめたくも感じる。バスで乗り合わせた乗客の様子に目を向ける女性の心の 動きの描き方が見事で、自分がバスに乗って体験したことのように感じられます。
2007.10.06 Sat
新潮社 2007年5月25日発行  2000円
7

映画に関わった様々な人々が伊丹十三について語ってるほか、本人のインタビュー と宮元信子の手記が載っています。
伊丹十三の映画は、日本映画のなかでは他に類を見ない手触りの映画だった と思います。有名な俳優も大勢出演していましたが、テレビで端役を演じている ような俳優も伊丹十三映画ではそれぞれ個性が輝いていました。大胆なメイクと扮装の宮元信子に は不思議なリアリティが感じられました。そこに映されている人々のパワーが画面に満ち満ちていました。
そんな創造の秘密はどこにあったんだろうと、なんとなく手にした本ですが、読み始めたら思いのほか 面白かったです。山崎努や津川雅彦といった主役級の俳優達から、フードコーディネーターなどの 裏方の人々まで、映画を作る伊丹十三の情熱に動かされて行ったようすが、それぞれ本人の口から 語られています。
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