未分類日記画集短歌池澤夏樹池田晶子石牟礼 道子井上荒野打海文三垣谷美雨奥田英朗梶尾真治鎌田慧熊谷達也佐藤正午重松清篠田節子青来有一瀬尾まいこ高木 彬光高村薫津本陽辺見庸広瀬正町田康三浦しをん水谷修宮部みゆき山崎ナオコーラ山本幸久渡辺球「考える人」編集部ジョン・アーヴィングアリス・アダムズマーガレット・アトウッドヤン・アベリランス・アームストロングロナルド・アンソニージェニファー・イーガンケルテース・イムレリュドミラ・ウリツカヤマーガレット・エドソンキム・エドワーズフラナリー・オコナーポール・オースターイタロ・カルヴィーノジョイス・キャロル・オーツフィリップ・グランベールフィリップ・クロデールイーサン・ケイニンクラウス・コルドンジョゼ・サラマーゴシルヴィー・ジェルマンアーダルベルト・シュティフターベルンハルト ・シュリンクジョン・スタインベックスタンダールジョーダン・ソーネンブリックソルジェニーツィンエイミー・タンイヴァン・ツァンカルリディア・デイヴィスアイザック・ディネーセン ヨハンナ・ティデルドストエフスキートルストイジョアン・ハリスメリッサ・バンクメイブ・ビンチージャック・フィニイケン・フォレットファニー・フラッグレイ・ブラッドベリタナ ・フレンチリチャード・ブローティガンヘルマン・ヘッセカーレド・ホッセイニアンドレイ・マキーヌロン・マクラーティエリザベス・マクラッケンカーソン・マッカラーズユベール・マンガレリスティーヴン・ミルハウザーマーシャ・メヘラーンモームジェフリー・ユージェニスK・J・ラミンフィリップ・ロスロイス・ローリードリス・レッシングマイク・レズニックノンフィクション・エッセイ他ローリングス海外ミステリー南米の作家
読書記録です。
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008.02.27 Wed
2007年11月25日発行 双葉社 1500円



文楽の世界を舞台にした連作の短編集です。
高校の修学旅行で大阪の国立文楽劇場を訪れた健(たける)は、何かがぶつかったような衝撃で目を覚ましました。健の身体に石がぶつかったような衝撃を与えたのは、笹本銀太夫という人間国宝の声でした。にわかに文楽に興味を抱いた健は、高校卒業後、文楽の研修所で学び、笹本銀太夫の弟子になりました。師匠の元で熱心に稽古を重ねて10年、健はとつぜん兎一郎という偏屈な三味線奏と組むようにと命じられました。
三浦しをんは、文章が上手いです。でも、何かが足りない、と読むたびに思うんですよ。ずしんと胸に迫ってくるものがないんです。著者の性格なのかもしれませんが、お行儀よく小さくまとまっている感じがして、物足りないです。

スポンサーサイト
2008.02.23 Sat
1970年初版 2007年11月25日新装版発行 晶文社 2100円




ドリス・レッシングは2007年にノーベル文学賞を受賞したイギリスの作家です。新聞に書評が載っていたので読んでみました。『草は歌っている』はドリス・レッシングの処女作で、1950年に出版された南アフリカが舞台の作品です。
メアリー・ターナーという白人女性が使用人の黒人男性によって殺害されたところから、物語は始まります。最初はあまり面白くなかったんですが、以前読んだドリス・レッシングの『夕映えの道』が凄く良かったので読み続けました。
殺されたメアリー・ターナーの生い立ちに物語が切り替わったころから、急に興味が沸いてきて、そこから最後まではぐいぐい引き込まれて読みました。南アフリカの田舎で育ったメアリーは、16歳で学校を卒業すると、街の会社に就職しました。仕事をそつなくこなし、友人も大勢いて楽しく過ごすうちに、いつしかメアリーは三十歳を迎えました。たまたま聴いてしまった友人達の自分意対する手厳しい評価から、メアリーは結婚相手を探しはじめました。そんなときにメアリーの前に現れたのが、田舎で農場を営んでいるディック・ターナーという男性でした。ディック・ターナーと結婚したメアリーは、田舎が大嫌いだったのにも関わらず、周りになにもない田舎の貧しい農園で生活することになってしまいました。
『夕映えの道』もそうでしたが、この作品も女性の深い孤独を描いた作品です。舞台は六十年以上も前のアフリカですが、女性の気持ちや、夫婦間に生じるずれには時代も国も関係なく、共感できます。「結婚した二人の人間が、それぞれの心の奥底で歪曲し誤解しあい、めいめいが必要とする方法で、彼らの生活の型にあわせたやり方で、お互いを惨めにしているといった似合いの夫婦が無数にいる」「結婚とは落ち着く先は、二人で耐えていく孤独である」という表現などは、ドリス・レッシングがこの作品を書いたとき30歳になっていなかったことを考えると、本当にすごいなあ、と思います。
2008.02.11 Mon

2008年1月25日発行 中央公論社 2200円


02949088.jpg

「すばらしい新世界」の続編です。
そうとは知らずに、この本から読みましたw
夫、妻、息子、夫の恋人、それぞれが自分の生き方を模索する物語です。
夫に恋人がいると知ったアユミは、五歳の娘を連れて家をでました。友人を頼ってオランダに渡ったアユミは、フランス、スコットランドと生活の場を変えながら、これからの自分の生き方について考えます。一方、夫の林太郎も、農業をしている息子の友人の父と知り合ったことから、会社勤めとは違う仕事のことを考え始めます。
面白いと思ったのは、スコットランドのスピリチュアルなコミュ二ティーでのアユミの体験と暮らしです。お金を使わずに、自給自足に近い生活をする。世のなかの動きに惑わされずに、自分にとって本当に必要なものだけで暮す。そこでの生活を表した「互いに競わない。それは他人と自分を比べないことだ。自分の値打ちを他人に測ってもらない」という文章は、あくせくと日々を送っている私の胸に響きました。本を読みながら私も、モノに左右されすに、もっと落ちついて自分自身と向きあう時間を持てるようになりたい、と思いました。

2008.02.08 Fri

2007年8月10日発行  文藝春秋  1619円


02902240.jpg
宮部みゆき人気は相変わらず、すごいですね。図書館に予約したのが昨年の8月です。ようやく順番が回って来ましたよ。
「模倣犯」にも登場したライターの前畑滋子が主人公です。あれから九年の歳月が流れました。今はフリーペーパーを作る小さな会社でひっそりと仕事をしてる前畑滋子は、昔の知り合いの編集者からたのまれ、萩谷敏子という中年女性の話を聴くことになりました。小学六年生の一人息子を交通事故で亡くしたばかりの敏子は、息子には超能力があったのだろうかと、滋子に相談を持ちかけました。敏子は、息子が事故死したのちに発覚した殺人事件の絵が、息子のノートに描かれていると滋子に持参したノートを広げて見せました。

Template by まるぼろらいと
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。