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読書記録です。
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2008.11.19 Wed
1997年10月発行 新潮社  740円



初ポール・オールスターです。
あとがきによると、著者は「ムーン・パレス」を「私が書いた唯一のコメディー」と語っているそうです。
そうかぁ、コメディーなのかぁ――。
コメディーだとは知らずに読み終えました。
笑えるところは無いけれど、人間のある種の滑稽さを描いている、という意味に置いてはコメディーなのかも知れません。

孤児の物語であり、青春のあがきを描いた小説であり、父と息子の物語りでもあり、冒険小説でもあり、その上恋愛まである。
さまざまな要素を目いっぱい詰め込んだ作品です。

あらゆるものが描きつくされていて行間を想像する余地がないので、読んでいて感情が沸き立つということはありませんでしたが、ストーリーが次々展開するので、それなりに面白く読みました。
男性の登場人物はそれぞれ個性的で魅力的なのに、女性達は優しいだけで性格に奥行が感じられないのが残念です。

小説は「それは、人類が始めて月を歩いた夏だった」と始まり、ところどころにこういう洒落た文章も散りばめれています。
村上春樹が好きな人は、ポール・オールスターが好きなんだろうなあ、と思いました。

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2008.11.05 Wed
平成20年4月1日発行 新潮文庫  476円



1962年から1970年までの間にブローティガンが書き溜めた62編の掌編・短編が収められている。
「アメリカとはなんだろうか?」とブローティガンは問いかけているようである、と訳者はあとがきで書いている。
私が読んで感じたのは、それとは少しニュアンスが違う。
ブローディガンは、今の自分を自分たらしめているものはいったい何だろう?と辺りを見回し、そこにあったものを書いたのだ、と思う。
以前読んだ「チャーリーとの旅」という小説で、スタインベックはアメリカを自分の目で見ようと思って旅立ち、自分の目に映ったアメリカを描写した。
ブローディガンが描き出したアメリカは、それとは全く違う。
ブローディガンのなかを通過し、そこで作り変えられたアメリカなのだ。
アメリカの風景の上に、ブローティガンの痛みが上書きされている。

「復讐の芝生」のなかの掌編や短編をひとつ読む。
寺山修司の短歌のようにイメージがものの見事に反転していく文章に身を任せるのは、とても心地いい。
そこに描かれている物語やスケッチは、どれももの哀しく美しい。
そこには手触りがあって、自分が何かに触れたことが解る。
だけど私は、自分が触れたものが何かは解らない。
手元に置いて、繰り返し読みたい。
そうしたら、自分が触れたものの実態が見えてくるのだろうか。
そんなふうに思わせる本です。
2008.11.02 Sun
2008年7月10日発行 文藝春秋 1381円



飲食店の内装を手がけるココスペースという会社が舞台となっている小説です。
一話ごと交代で社員が主役を務める連作の短編集です。
前向きに仕事に取りくみ奮闘するココスペースの社員たちのようすが、山本幸久らしいユーモア溢れる文章で生き生きと描かれてます。
いいなあ、山本幸久。
恋愛もあります。
「凹凸デイズ」の彼も登場します。
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