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読書記録です。
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2009.01.28 Wed
2008年10月30日発行  新潮社  2300円


二冊目のポール・オースターです。
本書も、以前読んだ「ムーン・パレス」と同じように、本筋の物語のなかに他の人物の人生や映画のストーリーが入れ子のように入っています。

柴田元幸の訳が日本語で書かれた小説を読んでいるようでとても読み易い上に、謎を追うストーリーなので立ち止まることなく読んでしまいました。

最期まで面白く読みましたが、読み終えてから、はたして面白く読んで良い種類の本なのか、という戸惑いを感じました。
飛行機事故で家族を失った男性が主人公の物語で、その男性の孤独が一人称で、言葉を尽くして語られています。主人公があまりにも語っているために、本来そこから感じられる筈の孤独が、他人事のように思えました。

W・J・ぜーバルトやリチャード・ブロガンディをを読んで感じるような、恐いくらいの孤独感というのは感じられなくて、あくまで物語りのなかの孤独という感じです。

他人の人生をを物見高く見物しているような、不思議な満足感が味わえる本だと思います。
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2009.01.15 Thu
1998年12月2日発行  飛鳥新書  1200円
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ALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹った78歳のモリス・シュワルツが、死を目の前に、どう生きたら良いのかを具体的にわかり易くアドバイスしています。
自分が病気になったときばかりではなく、病気の人の世話をするときにも助けになるし、病気以外の試練に立ち向かわなければならない場合にも参考になる本です。

高齢であっても、人生の最後の歳であっても、自分がどんな人間になりたかったのかを思い起こし、今、そうなろうと勤めなさい、とモリーは語っています。
重病を患って死が訪れるのを待っている人には、自分自身に親切にし、自分自身の死を哀悼するように、と勧めています。

モリーは進行性の病や死の恐怖と向き合いながら思索し、最期まで豊かな感受性を失わず生き生きと生きました。
そんなモリーの生き方は、どんな状況にあっても、人間としての尊厳を失わずに生きて行けることを私たちに教えてくれます。
2009.01.05 Mon
2006年6月15日発行  あすなろ書房  900円



「愛あるところに神あり」「火の不始末は大火のもと」という2編が収録されています。
小学校中学年ぐらいから読めます。
あっという間に読んでしまったのに、内容が深くて感想が書けず、何度も読み返しました。
そのたびに、感動しました。

私は、これといった宗教を信じているわけでもないので、自分の指針となるものが非常に曖昧で、あやふやです。
この2編は、そんな私にぴったりの作品でした。
どういう生き方をすれば良いのかというのは、実は子どもにでも解るようなとても簡単なことなのに、実行するとなると、難しいですね。
人間は自分の愚かさには、なかなか気づきません。
気がついたとしても、それを素直に認めて悔い改める、ということをしない場合が多いように思います。
「火の不始末は大火のもと」は、そういう人間の愚かさがどういう悲劇を生むのかを描いた作品です。

「愛あるところに神あり」は、自分自身のなかに神がいると考えることで、人間の生き方が変わるというお話です。
読んだ人の心に何らかの痕跡を必ず残す本だと思います。

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