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読書記録です。
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2009.04.01 Wed
2006年5月30日発行  松籟社  1500円


本を読み始めたのは、イライラして落ち着かない気分のときでしたが、読み進めるうちにゆったりした気持ちになりました。
扁桃体が、森林のなかを歩いていると錯覚したのかも。

シュティフターが活動していた時代には、いたるところに手付かずで残っていた自然を、200年後の私は本を読むことで味わいました。文章の合間から森林の香りが立ち上ってくるようでした。
シュティフターが生きた時代より、現在のほうが求められる本だと思います。
(下)は(上)のように妙に耽美的な感じがしないところも好かったです。
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『水晶』
グシャイトという谷間の村の靴屋が、そこから三時間ほど離れたミルスドルフという大きな村の染物屋の娘と結婚した。
それから数年後、靴屋の家に生まれた男の子コンラートと、ひとつ年下の女の子ザンナは、二人が来るのを心待ちにしている祖父母の家へ二人だけで行けるようになっていた。
ある年のクリスマスの前日、コンラートとザンヌはいつものようにミルスドルフを訪れた。
日が短く寒いので早めに帰るように祖母に言われてミルスドルフを発ったコンラートとザンナだったが、歩き始めて間もなく雪が降りだした。
兄妹は休むことなく足を勧めたが、雪はますますさかんに降り続けた。
辺りがすっかり雪で覆われてしまうと、二人は進む方向がわからなくなってしまった。

『白雲母』
都会から離れた美しい土地にある農園に暮らす金髪のエマ、黒髪のクレメンティアという姉妹と少し年の離れた弟のジギスムントは、祖母と一緒に農園の上にある胡桃山へときどき胡桃を採りに出かけた。
カバンいっぱいになるまで胡桃を採り終えると、祖母はその地方にまつわるさまざまな逸話を子ども達に語って聞かせた。
ある日、祖母が話をしていると、そばの茂みから見知らぬとび色の女の子が歩み出てきた。
「あなたは誰なの」と祖母が問いかけると、女の子は茂みの奥に駆けていった。
祖母と子ども達が、とび色の女の子に会いに頻繁に胡桃山へ行くようになると、女の子も少しずつ彼らに馴染み、農園までついて来るようになった。

『石乳』
ある地方に堀に囲まれたアクスという城があり、城主や住民はそのなかで生活をしていた。
城主は美しい顔立ちをしていたが身体が小さく、顔とのバランスが悪かった。
また子どものように純真だったが支離滅裂なところがあり、独身で身寄りがなかった。
年を重ねると、城主は生き生きとした面白い老人になった。
財産管理人は、そんな城主の一番のお気に入りの友人で、財産管理人の家族は城主にとっても家族同様だった。
城主は財産管理人の子ども達に愛情を注ぎ、財産管理人の子ども達に遺産を分配するようにと遺言に記すほどだった。
そんな頃、フランス戦争が起こり、城の付近にも軍隊がやってきた。
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『石乳』は、とりとめがないストーリーで、あまりよくわかりませんでした。

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