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読書記録です。
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2009.06.26 Fri
2005年10月10日発行
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リディア・デイヴィスは(1947~)アメリカの作家です。
その作風から、カフカやベケットに例えられ、「アメリカ文学界の静かな巨人」と称されているそうです。

本書は日本で出版されているリディア・デイヴィスの唯一の著作です。
ほんの数行の短い文章から長いものでも30ページ程度の掌編、短編が51編収められています。

表題の『ほとんど記憶のない女』をはじめ、読みながら、これは自分と同じだ、と何度も何度も思いました。

けれど著者は、『共感』という最後の掌編で下記のように記しています。

私たちがある特定の思想家に共感するのは、 私たちがその人の考えを正しいと思うからだ。あるいは私たちがすでに考えていたことをその人が私たちに示してくれるから。あるいは私たちがすでに考えていたことを、より明確な形で私たちに示してくれるから。あるいは私たちがもう少しで考えるところだったことを示してくれるから。あるいは遅かれ早かれ考えていたであろうことを。あいるいは、もしもそれを読んでいなかったらもっとずっと遅くに考えていたであろうことを。あるいは、もしも読んでいなかったら考える可能性があっても結局は考えなかったであろうことを。あるいは、読んでいなかったら考える意思があっても結局は考えなかったであろうことを。 


日頃、心のなかにぼんやり浮かんでは消えていく感情の断片がそのまま文章になったようだと思うのは、あまりにも的確な表現に、そんなことを思ったことも無いのに、まるで自分が同じことを感じたかのように錯覚しているだけなのかもしれません。

51編のなかで、『十三番めの女』『ほとんど記憶のない女』『二度目のチャンス』『肉と夫』『私たちの優しさ』『俳優』『理解の努力』『ノックリー氏』『たいていの場合彼が正しい』『自分の気持ち』『グレン・グールド』『裏のアパート』『大学勤め』『混沌の理由』『共感』が特に好きです。
t_sasa
初めて知りました。とっても気になる本です。
ちょっと読んでみようと思います。
2009.06.26 Fri 09:33 URL [ Edit ]
みのり
t_sasaさん、こんにちは。暑いですね。

私は、数行の短い作品にもハッとさせられました。

是非、読んでみてください。お薦めしますw
2009.06.27 Sat 12:26 URL [ Edit ]
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