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読書記録です。
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2009.10.04 Sun
2009年3月10日発行    白水社  2000円



スウェーデンの作家ヨハンナ・ティデル(1980年~)のデビュー作で、アウグスト賞を受賞しています。

読みながら、重松清の『きみの友達』を思いだしました。
『きみの友達』で泣いた方は、この本でも泣けると思います。
私は号泣しました。

母と二人ぐらしのイェンナは中学生になったばかり。
スサンナという幼馴染の親友がいて、二学年上のサッケという男の子に憧れているふつうの中学生だ。
そんなイェンナの生活に重くのしかかっているのは、母リブが患っているガンだった。
リブは数年前に乳房を切除していたが、ガンは進行し続けていた。

 母さんが死んだら  あたしは死ぬよ
 ほんとだから
 あたしは死ぬ
 あ、ちがう、死ぬんじゃない
 自殺する、っていうんだ
 または 自分で命をたつ
 そういうことで
 母さん
 母さんが死んだら
 あたしは命をたつよ 自分の手で
     1年C組
     イェンナ・ヴィルソン

国語の時間に『愛』というテーマで書いた詩を、イェンナは誰にも見せずに持ち帰り、自室の天井の星のシールのなかにこっそりと隠した。


スウェーデンの中学生は行動面ではとても大人びていて、お酒を飲んだりタバコを吸ったりすることも珍しくないようです。
行動面ではとても大人びていても、片思いの男の子のことで悩み、友達のちょっとした言葉に傷き、大人の言葉に反発を感じる内面は、同じ年頃の日本の中学生と変わりません。

大切な人を失うその前後の日々。
中学生の少女の気持ちは大きく揺れ動きます。

少女の言葉で語れる母への思いが、胸に迫ります。
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