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読書記録です。
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2010.04.16 Fri
愛は苦手愛は苦手
(2010/01)
山本 幸久

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最近、日本人作家の小説をあまり読まなくなったけど、山本幸久はわりと読んでいる。
山本幸久の本を読むと、たいがいは楽しい気分になれるからだ。

本書は、いずれも30代・40代の女性が主人公の短編集。

男性作家にありがちな、自分の理想の女性像を無理やり押し付けてくるようなところが山本幸久にはない。

女性がガス台の五徳を磨いていたり、押入れの天袋に捨てられないものをつっこんだりするような日常的な場面は、他の他の男性作家の小説にあまり描かれていないと思う。

ありのままの女性を見て、そのまま受け入れてくる。
欠点も個性と捉えて、面白がってくれる。
そんな著者の視線が感じられて、山本幸久の本は読んでいて心地いいし、楽しい。

嫁と義父との気詰まりな関係を描いた『像を数える』は、身につまされた。
山本幸久の諸説を読んで、はじめて泣いた。
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