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読書記録です。
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2008.08.02 Sat
1992年2月発行 筑摩書房 680円



「バベットの晩餐会」は映画を見ていて、とても好きな作品です。
著者はイサク・ディネーセンとなっていますが、アイザック・ディネーセンと同一人物です。
「アフリカの日々」が良かったので、こちらも読んでみました。

マチーヌとフィリッパという中年の姉妹は、ノルウェーの寒村で暮らしていた。
カリスマ的な牧師だった父の後を継いだ姉妹は、信者の相談にのったり、信者と天国について語りあったりしながら慎ましい生活を送っていた。
そんな姉妹の家には、バベットというフランス人の家政婦がいた。
フランス革命を逃れたバベットは、姉妹の知人の紹介でノルウェーのこの村にやってきたのだった。
バベットが姉妹の家で暮らすようになってから14年後の秋、フランスの切手が貼られた1通の手紙が、バベットの元に配達された。友人に頼んでフランスの富くじを買っていたバベットに、1万フランが当たったという報せが届いたのだった。
その年の12月15日は、ちょうど今は亡き牧師の生誕百年の記念日に当だった。
バベットは百年祭に振舞う料理の全てを自分に任せて欲しい、それにかかる費用も自分に払わせて欲しい、と姉妹に申し出た。

本には他に「エーレンガード」という物語も併録されています。
こちらは、王子様やお姫様も登場する120年前のヨーロッパの小国が舞台になった物語です。

バベッドもエーレンガードも、特に信仰心が篤かったり、知的だったりするわけではないのに、しっかりとした信念を持って行動する女性です。
どちらも女性達の潔い決断が、とても心地良い物語です。
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