未分類日記画集短歌池澤夏樹池田晶子石牟礼 道子井上荒野打海文三垣谷美雨奥田英朗梶尾真治鎌田慧熊谷達也佐藤正午重松清篠田節子青来有一瀬尾まいこ高木 彬光高村薫津本陽辺見庸広瀬正町田康三浦しをん水谷修宮部みゆき山崎ナオコーラ山本幸久渡辺球「考える人」編集部ジョン・アーヴィングアリス・アダムズマーガレット・アトウッドヤン・アベリランス・アームストロングロナルド・アンソニージェニファー・イーガンケルテース・イムレリュドミラ・ウリツカヤマーガレット・エドソンキム・エドワーズフラナリー・オコナーポール・オースターイタロ・カルヴィーノジョイス・キャロル・オーツフィリップ・グランベールフィリップ・クロデールイーサン・ケイニンクラウス・コルドンジョゼ・サラマーゴシルヴィー・ジェルマンアーダルベルト・シュティフターベルンハルト ・シュリンクジョン・スタインベックスタンダールジョーダン・ソーネンブリックソルジェニーツィンエイミー・タンイヴァン・ツァンカルリディア・デイヴィスアイザック・ディネーセン ヨハンナ・ティデルドストエフスキートルストイジョアン・ハリスメリッサ・バンクメイブ・ビンチージャック・フィニイケン・フォレットファニー・フラッグレイ・ブラッドベリタナ ・フレンチリチャード・ブローティガンヘルマン・ヘッセカーレド・ホッセイニアンドレイ・マキーヌロン・マクラーティエリザベス・マクラッケンカーソン・マッカラーズユベール・マンガレリスティーヴン・ミルハウザーマーシャ・メヘラーンモームジェフリー・ユージェニスK・J・ラミンフィリップ・ロスロイス・ローリードリス・レッシングマイク・レズニックノンフィクション・エッセイ他ローリングス海外ミステリー南米の作家
読書記録です。
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008.10.08 Wed
2007年2月発行 理論社 2500円
02754975.jpg

ベルリン三部作の最後です。
結構な厚さの3冊でしたが、一挙に読みました。
ヤング・アダルト向きの本なので、政治について書かれた部分も難しいイデオロギーなどはなく、会話のなかで解りやすく説明されています。
三部作の主人公は、いずれもゲープハルトという貧しい家族の少年少女です。
この三部作のなかで、ゲープハルトの一家はずっと同じアパートに暮らしています。貧しい人々が住むこのアパートにもナチ党員になった人が居ます。
けれど、この本の主人公エンネの祖父母や両親は体制に流されることなく、目を見開いて何が正しいのかを自分で判断ながら生きています。
平凡な私達の個々の選択が歴史を動かす、ということが実感できる三部作です。

1945年2月、敗戦の色濃いベルリンで、12歳のエンネは祖父母と暮らしています。
エンネは祖父母を両親だと思って育ちました。4年前の夏、同じアパートに住んでいるナチ党員から、「KZ娘が!」という言葉を浴びせられ祖父母に尋ねたエンネは、父のヘレが通称KZと呼ばれている強制収容所に居ると知らされました。
ベルリンは英米軍の空襲により市内の大部分が破壊されていました。
連日、空襲警報が鳴り響き、その度エンネや祖父母、アパートの住人は防空壕に逃げ込んでいました。
空襲警報が解除され防空壕からアパートに戻ったエンネは、テーブルの上に乗っているメモを見つけました。メモには「9時、10時、11時。スポーツパレス」と暗号のような言葉が並んでいました。
祖父は、イタズラだと紙を丸めかまどに投げ捨てましたが、エンネはもしかしたらメモを残したのは父かも知れないと思いました。翌朝、家を出た祖父の後を、エンネはこっそり追いかけて行きます。
管理者にだけ表示を許可する

TrackBackURL
→ http://minori181.blog28.fc2.com/tb.php/80-bb3dc959
Template by まるぼろらいと
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。