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読書記録です。
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2008.11.05 Wed
平成20年4月1日発行 新潮文庫  476円



1962年から1970年までの間にブローティガンが書き溜めた62編の掌編・短編が収められている。
「アメリカとはなんだろうか?」とブローティガンは問いかけているようである、と訳者はあとがきで書いている。
私が読んで感じたのは、それとは少しニュアンスが違う。
ブローディガンは、今の自分を自分たらしめているものはいったい何だろう?と辺りを見回し、そこにあったものを書いたのだ、と思う。
以前読んだ「チャーリーとの旅」という小説で、スタインベックはアメリカを自分の目で見ようと思って旅立ち、自分の目に映ったアメリカを描写した。
ブローディガンが描き出したアメリカは、それとは全く違う。
ブローディガンのなかを通過し、そこで作り変えられたアメリカなのだ。
アメリカの風景の上に、ブローティガンの痛みが上書きされている。

「復讐の芝生」のなかの掌編や短編をひとつ読む。
寺山修司の短歌のようにイメージがものの見事に反転していく文章に身を任せるのは、とても心地いい。
そこに描かれている物語やスケッチは、どれももの哀しく美しい。
そこには手触りがあって、自分が何かに触れたことが解る。
だけど私は、自分が触れたものが何かは解らない。
手元に置いて、繰り返し読みたい。
そうしたら、自分が触れたものの実態が見えてくるのだろうか。
そんなふうに思わせる本です。
昭夫
たまに拝見しています。いつも更新凄いです。私も頑張ります。ここのところ寒いので体に気をつけて下さい。また覗きに来ます。
2008.11.11 Tue 13:36 URL [ Edit ]
みのり
昭夫さん、こんにちは。
ちょっと忙しくて、ブログから離れていました。
お返事が遅れて、すみません。
たまに見てくださっているんですね。ありがとうございます。
昭夫さんも頑張ってくださいw
だんだん、寒くなりましたね。
はい、また、お待ちしていますw
2008.11.18 Tue 14:23 URL [ Edit ]
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